我が青春時代

連合赤軍の永田洋子が死んだらしいですねぇ。

σ(*_*)ら団塊の世代と同年代で、リンチで殺された人達も生きていれば、今は６０過ぎのジサマになってたでしょう。

あの頃、σ(*_*)は体制派側の職についており、歴史的な１ページに直接立ち会う事は無かったが、佐藤栄作が安保条約延伸のため訪米するので海上警備についてたのが、それだと言えばそれかなぁ。

羽田空港付近で起動艇というチッコイ、モータボートに乗って、ラジオを聞きながらウロついており、アナウンサーが「たった今、首相が乗った飛行機が飛び立ちました」と言った時に顔を上げると、低い雲間に向かって飛行機が突っ込んで飛び上がって行った光景を今でも想い出します。

当時は学生運動が華やかな頃であり、友達にも中核派が一人いました。

議論しましたが、お互い理解しあえず、友達は「体制派の学校でそういう風に教え込まれているのだ」と言いましたが「断じてそのような事はなかった」と言っても信じずアカンかったなぁ。

代わりに「君達のやっている事は「革命ゴッコ」だ。」と言ったら怒ったなぁ。

「それじゃ、君は学校を卒業して社会に出ても、今のようにゲバ棒を振るって革命を叫ぶのか？、それだけの意志が有り最後までやるコンジョが有ったら「革命ゴッコ」という言葉は取り消してやる」と言ったら黙ってしまった。

「石を投げて警官が負傷したり、死んだりしても君は何も思わないのか？」
「集団の一番後ろに居て、すぐに逃げるので、そのような事はしない。」
「たとえ石を投げなくても、その集団に居れば、やったのと同罪だ。」・・・等々と話しをしましたねぇ。

浅間山荘事件の時、σ(*_*)は職業訓練所に居て、当日は生徒が皆、授業を受けずにテレビの前で釘付けでした。

その訓練所に一人左がかったのが居て、彼とも話しましたが、わかりあえなかったなぁ。

難しい専門用語を駆使し、意味を聞いても「自分でもっと勉強しなさい。そんな事を一々説明するヒマはない」というような事を言います。

早い話が、何も知らないσ(*_*)のような一般民衆は、左がかった者の言う事だけを素直に聞いて従っていれば良い、導いてやるんだ・・というような事らしいですなぁ。

でもねぇ、その時に気付いたんですよ。
なんちゅう、エラソーな事を言うんかと・・・

「民衆のため」なんてキレイ事を言ってるが、あんた方の常日頃の行いは、どおなってるんじゃ。
民衆のためどころか、目先の自分が居る人達のためになる事、たとえば掃除一つでも良いから積極的にやってみればどないですねん。

こいつらは、言う事だけは立派でキレイ事を言うが、実行が伴わないんだなぁ・・とわかった。

「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」（クリックしてね）というのがあり、けっこう長い時間でしたが見ていて、そおいえば当時はそんな事があったなぁ・・と青春の一時を想い出しました。